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養液栽培分野においての応用例
■千葉県夷隅郡 某育種農場 比較実験担当:農学博士 青木 宏史氏

「磁力を活用した植物への水利用の効率
化」
         農学博士  青木 宏史
◆技術内容
水道及び潅水パイプ等に磁石を設置し、
水に磁気を与える。これにより水に含ま
れる各種成分のイオン化が促進され植物
への養水分の吸収効率が高まる。さら
に、各種含有成分の凝固が抑制され沈
殿物が減少し、潅水パイプ等の目詰まり
が防止できる。

◆利用効果
1 .養水分吸収の効率化による生育の
促進(増収及び品質の向上)及び減肥栽
培の確率が可能となる。
2 .各種成分の吸収効率の向上による
各種成分の欠乏症の防止及び各種生理
障害の防止が可能となる。
3 .水に含有される各種成分のイオン化
が進み、凝固の防止が可能となり、潅水
パイプ等の目詰まりが防止できる。
根の繁茂状態を比較。従来プラント(左)
とスーパーマグ設置プラント(右)では、根
の密度・量ともに何倍もの違いを確認でき

従来プラントでは様々な改
良を試みても、写真のよう
なヒビ割れ等が果実に表
れ、その手入れや処置が
生産上のネックとなってい
る。
養液中のカルシウム分等
が植物の末端にまで行き
届かないことが主な原因
で、当然、この状態は上
部に行くに従って顕著にな
っている。養液の成分等を
はじめとした単なる調整作
業では超えられない、水
の本質的な状態に着目す
る必要性を物語っている。
従来プラントとまったく同
条件の養液供給管部分に
スーパーマグを設置したプ
ラントの状況。
木の上段部分においても
ヒビ割れ等はほとんど認
められず茎や葉の状態も
良好。果実自体も従来プ
ラントの物と比較して、品
質的に格段の違いが確認
されている。
水のイオン化と浸透力の
上昇によって養液中の養
分がロスなく吸収され、そ
の差がダイレクトに収穫に
結びついている。
木の成長点付近においては、茎自体が
細く、葉の先端が黄色く変色する。栄養
分、中でもカルシウム分等の供給不足か
ら表れる現象。

「磁力を活用した植物への水利用の効率化」
         農学博士  青木 宏史


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