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『工業用水パイプラインにおける比較検証』


■協力:茨城県鹿島郡 鹿島北共同発電株式会社
●設置・平成11年8月(設置期間約8ヶ月間)

発電所内に供給される工業用水パイプ(鉄管・1パス)の1つに設置。
撮影日:平成11年12月24日(A・B)・平成12年3月29日(C 〜F )

鉄管の配水・送水パイプにおいて常に懸案とされているのがパイプ内部に
発生・増殖する『サビ』の問題。
 今回は、茨城県・鹿島コンビナート内にある鹿島北共同発電株式会社の
協力を得て、パイププロテクター2000 設置・非設置による管壁内部の比較
検証を行った。
 発電所内へ常時送水している工業用水パイプ(左上)にパイププロテクタ
ーを2 基対向させて設置、パイププロテクター通過前・通過後部分の管内
状況を一定の期間を置いて撮影した。

 1回目の撮影時には双方とも「B」の状態で、ある程度のサビが認められ
大差のない状態だったが、2回目の撮影時では「C」のように極端な違いが
確認できた。通過前部分は拡大写真「E」で分かるように、サビが大小のコ
ブ状にびっしりと増殖している。対して通過後部分「D」は1回目の撮影時と
ほとんど変わりがなく、サビの増殖を最低限に留めている。サビの色合いも
黒変の傾向にあり、磁気活性水の持つ高い還元性を証明している。「F」は
設置部分より数メートル後にあるフランジ管の内部写真。ここでも同様にサ
ビの付着程度は非常に薄いことが確認できる。
 もちろん、この設置期間中に各種機器への影響やトラブルは全く発生して
いないと報告された。


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